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地域おこし協力隊の私から見た栗山監督と栗山町の話。
北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんが栗山町に住まわれていることをご存知でしょうか?
北海道内の方だと周知の事実かも知れませんが、道外の方に言うとまだまだ驚かれることが多いですね。
知ってる人の中にも誤解されている方がいらっしゃいますが
『日ハムの監督になったから苗字と同じ名称の栗山町に住むようになったんでしょ』って思っていませんか?
逆なんです。
私が聞いたところによると、1998年に栗山町青年会議所の方がイベント出演の打診をしたことが始まりだそうです。
そこから、栗山町と当時野球解説者であった元ヤクルトスワローズの栗山さんとの交流がはじまります。
2000年には、イチロー選手はじめ日米の名プレーヤーが使ったバットやユニホーム、サインボールなど、野球グッズ約2,000点を展示されたログハウスが完成します。
そして親交を深めるなか、2002年栗山さんと町民が造り上げたのがこちら。
栗の樹ファーム球場
栗山さんはかねてより映画『フィールド・オブ・ドリームス』のような球場を造りたいという願望をお持ちで、栗山町に訪れたときにこの町でなら出来ると思われたそうです。
北海道人さんの当時のインタビューで、なぜ栗山町だったのですか?という質問に対し、栗山さんはこのように答えています。
「自然環境ももちろんそうですが、何といっても人です。コンサドーレ札幌の練習場をつくったりするなど、パワフルな人がこの町にはいっぱいいる。仕事上の関係じゃなく、一生の友だちとしてつきあえる人もたくさんいる。要は人に惚れて、ということです」
繰り返しますが、球場を造ったのが2002年です。
日本ハムファイターズが北海道に来る前の話なんです。
北海道に何のゆかりもなく、特にコネもない栗山さんにオファーを出し連れてくる栗山町青年会議所の方も、その気持ちに応えて栗山に土地を買って、球場まで造ってしまう栗山さんも、馬鹿みたいで最高にかっこいいです。
そして2012年、栗山町の野球が大好きな解説者の栗山さんは北海道の栗山監督になります。
元ヤクルトスワローズで東京出身の栗山さんに北海道のファイターズからオファーが来るということは、多少なりとも栗山町との交流があったからなのだと思います。
そして2016年現在、ご存知の通り栗山監督率いる北海道日本ハムファイターズは日本一をかけた大一番に臨みます。
栗の樹ファームには連日多くのファイターズファンの方たちが訪れています。
ログハウスの中では…
大谷選手のバットや
陽選手、西川選手、中田選手のバットや
新旧色々な選手のバットが手に取れるんです。
その他にもグローブやユニフォームや選手のフィギュアが所狭しと置かれています。
野球少年のおもちゃ箱のような家です。
先日、その栗の樹ファームのログハウスを訪れた際、おそらく町民と思われる高齢の女性達の会話が聞こえてきました。
日本シリーズを楽しみにしていること、ファイターズに優勝して欲しいこと、栗山監督を町民みんなでお祝いしたいことが、とても伝わってきました。
監督はログハウスも球場も造ってくれましたが、もっともっととんでもなく大きなものを栗山町に造ってくれたのだと感じます。
うまく言えないですけど、栗山町民としての誇りや、日々の生活の張りや、勝った負けたで一喜一憂する楽しみや、そういうものひっくるめたすごく大きなものを栗山町に造ってくれたんだと思います。
人に惚れたと言う監督と監督の勝利を願う町民とすごく良い関係だなって感じます。
日本一になって町中みんなでお祝いさせてください。
ガンバレ。監督。
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栗の樹ファーム
所在地 栗山町湯地22番地25
利用期間 4月下旬~11月上旬(月・火曜日休館)
利用時間 4月~9月 11:00~15:30 10月~3月 11:00~15:00
利用料 無料(野球場の利用は要予約)
駐車場 30台
電話 0123-72-3917
※ 施設は監督のご厚意で無料で開放して頂いてます。節度のある行動をお願いします。