メロンを半分に切った時、真ん中に種がたくさん入っていますね。
これが、メロンの種です。「いや、当たり前でしょ。」と言われそうですが、こんな立派な果物がコイツから始まるのかと思うとなんだか不思議な気持ちになるわけです。
しかし、私はこの密着により初めて知りました。
そのままこの種を植えると、美味しい実は生るれど、栄養補給役の根が弱いため、生育途中で病気になりやすいという欠点があるそうです。
そこで!初代より受け継いできたメロン農家さんたちが考えた手法が「接ぎ木(つぎき)」です。
根が強い苗と美味しい実になる苗を合体させる!どうやるか?!
切り込みを入れて、そこに移植手術するイメージです!
これがその様子・・・
カミソリの刃を使って、斜めに切れ目を入れていきます。
生きている苗に傷の付けるのですから、時間との戦いです!
この作業がどの農家さんでも行っているとは限りません。
また、切り込み方もそれぞれによって違います。
これも、その土地で受け継いできた作業方法によって違いがあるそうです。
農家さんそれぞれに歴史を感じますね。
これです!!なんという繊細な作業でしょうか・・・・
輪切りにならないように少しだけ切り込みを入れ、台木(だいぎ)と苗木(なえぎ)を上下に差し込む。
そうすると、皮膚と同じようにしっかりとくっつくんだそうです。
生命を感じますよね。ありがたい・・・( .一人一)
最後にクリップで合体部分を留めたら、接着を待つだけ。
リハビリと同じで、下に根を下ろし始めると栄養が行き届き、接着もしっかりとしてくるそうです。
さてさて、ここから大きくなって、まん丸の実になるまで、どんな姿になるのでしょうか!続きはまた今度!
アラサーのち子がお送りしました!!
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