寄附者の皆様。関係者の皆様。いつも大変お世話になっております。
北海道栗山町でふるさと納税業務を担当しております、オフィスくりおこの高橋毅と申します。
今年の栗山町の夏は、北海道だと言うにも関わらず例年と比べ大変に暑く、本州のご家庭、オフィスと違い、部屋にクーラーが備わっておりませんので、毎日、文字通り汗水垂らして働いております。
この暑い夏が終わった頃に、全国のふるさと納税関係者が熱くなるイベントがあることを皆様はご存知でしょうか?
ふるさと納税と言いますと、寄附のお礼の品の豪華さやユニークさなどが取り上げられることが多いです。
もちろんそれも大きな魅力です。ですが、ふるさと納税の魅力はそれだけではありません。
全国の自治体や自治体職員、関わっている事業者一人一人の様々な想い、熱意、創意工夫、これらも重要なふるさと納税の魅力の一つです。
全国から選ばれし自治体職員や事業者がプレゼンテーションを行い、寄附者の皆様や有識者の方々の投票で大賞を決定する。これが、『ふるさとチョイスアワード』です。
北海道栗山町は2017年から毎年エントリーをしており、2017年と、2019年の2回、ファイナリストにノミネートされ、東京で開催される最終ステージに登壇させて頂いております。
2回とも大賞を逃しており、悔しい気持ちもあるのですが、全国のふるさと納税担当職員や事業者の想い、先進的な事例発表、取り組みの成功要因などを聴き、感じることで、とても良い刺激を与えてもらい、またこの舞台に立てるような素敵な取り組みを行っていこうと改めて思わせてくれる、私達にとって、とても大切なイベントです。
先ほど、「大賞が取れなくて悔しい気持ちもある」と書きましたが、正直、個人的には結果として大賞が取れるか取れないかは、さほど大きな問題ではないと考えております。
一方で、矛盾した話のように聞こえますが、取り組みの計画を練るとき、実行に移すとき、情報を発信するときなど、常に頭の中で『ふるさとチョイスアワード大賞』を意識しております。
これは、「どうやったら大賞取れるのかなー?」と点の取り方を考えているのではありません。
自分達の有り触れた取り組みを『大賞を取れるほどの取り組み』を目指し、高めていこうと試行錯誤することにより、自分達に足りていない点や、本当に大事にすべき点が浮き彫りになり、取り組みがより純化され、強固なものへと洗練されていくように感じます。
『ふるさとチョイスアワード大賞』という具体的な目標を意識することで、飛び越えなければならないハードルの設定がしやすくなり、そのハードルを越えることが出来たとき、事業も関わる人も成長出来ている。
ハードルの高さに愕然と見上げるだけのときもありますが、自分達の取り組みを成長させる要素として『ふるさとチョイスアワード大賞』を目指すことはとても重要なことだと考えております。
当然今年2021年も『ふるさとチョイスアワード大賞』目指し、ハードルを設定、取り組んでいこうと計画しておりましたが、コロナウィルスの影響は栗山町でも大きく、当初予定していたプランはなかなか実現に至らず、改めて考えなおす必要がありました。
スタッフ間で話し合い、コロナ禍においても、ふるさと納税業務が町の力になれること、自分達の活動のスタンスや、これまでの取り組みの振り返りを行っていたとき、ひとつどうしても多くの方々にお伝えしたい、知ってもらいたい取り組みが私達にあることが明確になりました。
その取り組みについて、これからお伝えしたかったのですが、少し長くなってしまいましたので、また次回とさせて頂きます。もしお時間ございましたら、お読み頂ければ幸いです。
最後までお読み頂いた皆様、誠にありがとうございます。
暑い日が続きます、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。